熟語本位 英和中辞典
斎藤 秀三郎岩波書店
岩波書店
¥ 4,830
通常2~5週間以内に発送
これを一人で書いた日本人がいたと思うと非常に誇らしくなります。
ほかの方のレビューでもご指摘がありますが、漢字仮名ともに正書
であり、一見してとっつきにくい紙面であることは間違いありません。
しかし、訳語の充実振りは目を瞠るものがあり、わたしはこの辞書を
最近使い、初めて、英和辞典ではなく英「国語」辞典を手にした、
と感じました。
最近流行の、速読とか英語のまま理解するという
スタイルで英語を勉強するのにはきわめて不向きであり、
大学受験のために本辞典をメインにするというのも実際的でないこと
は疑いありません。
しかし他方で翻訳を典型とする「英語を理解しつつ、それを日本語で
どのように理解し、表現するか」に関心のある方にはきわめて強力な
味方であることもまた間違いないと思います。
1冊買いましたが、それは自宅で使うので職場用にもう一つ買います。
ルミナスやプログレッシブ、研究社英和中、リーダーズ、ランダムハウスを
引いてみても、もう一つ日本語訳としてぴんとこないときに、この斎藤辞典を
頼って、手をたたくという局面にすでに何度か遭遇したからであります。
ごく一部では非常に高名な辞書のようですが、一般に辞書を紹介する記事・
書籍には登場しません。が、自分が買ってみて、「あまり人に教えたくない
からか?」と邪推したくらいです。
なお、熟語本位とありますが、熟語が引きやすいかというと全くそんな
ことはありません。普通、左詰めで見出しが配列されているのが今日の
辞書ですが、これは改行もなくずらーっと並んでいるだけです。
冒頭に述べた表記の点を併せ考えると到底引きよい辞書ではないことを
念のため加えておきます。しかし、電子辞書(これもわたしは使っていますが)
のように、ずばり当たらないからこそ、目指す記載の周辺までも読む破目に
なり、「それも勉強になる」といっていいだけの、中身のぎゅっと詰まった
すばらしい言葉の本です。
ほかの方のレビューでもご指摘がありますが、漢字仮名ともに正書
であり、一見してとっつきにくい紙面であることは間違いありません。
しかし、訳語の充実振りは目を瞠るものがあり、わたしはこの辞書を
最近使い、初めて、英和辞典ではなく英「国語」辞典を手にした、
と感じました。
最近流行の、速読とか英語のまま理解するという
スタイルで英語を勉強するのにはきわめて不向きであり、
大学受験のために本辞典をメインにするというのも実際的でないこと
は疑いありません。
しかし他方で翻訳を典型とする「英語を理解しつつ、それを日本語で
どのように理解し、表現するか」に関心のある方にはきわめて強力な
味方であることもまた間違いないと思います。
1冊買いましたが、それは自宅で使うので職場用にもう一つ買います。
ルミナスやプログレッシブ、研究社英和中、リーダーズ、ランダムハウスを
引いてみても、もう一つ日本語訳としてぴんとこないときに、この斎藤辞典を
頼って、手をたたくという局面にすでに何度か遭遇したからであります。
ごく一部では非常に高名な辞書のようですが、一般に辞書を紹介する記事・
書籍には登場しません。が、自分が買ってみて、「あまり人に教えたくない
からか?」と邪推したくらいです。
なお、熟語本位とありますが、熟語が引きやすいかというと全くそんな
ことはありません。普通、左詰めで見出しが配列されているのが今日の
辞書ですが、これは改行もなくずらーっと並んでいるだけです。
冒頭に述べた表記の点を併せ考えると到底引きよい辞書ではないことを
念のため加えておきます。しかし、電子辞書(これもわたしは使っていますが)
のように、ずばり当たらないからこそ、目指す記載の周辺までも読む破目に
なり、「それも勉強になる」といっていいだけの、中身のぎゅっと詰まった
すばらしい言葉の本です。
英和イディオム完全対訳辞典
朝日出版社
朝日出版社
¥ 5,040
通常24時間以内に発送
とても分厚く、収録イディオム数、例文なども多いが思った以上に使っていない辞典。
その理由は、例文とその和訳に力を入れすぎて、肝心のイディオムの使い方の情報が少ないため。
例えば、どれくらいの頻度でそのイディオムが使われるのか、文語として用いられるかなどが記載されていない。
また、この辞典は文章を訳すことに特化していて「Writing」にはあまり活用できないことも難点。
英和だけでなく、和英も乗せて、似た意味のイディオムのネットワークを作っておけばもっと良かっただろう。
値段も5,000円と決して安くないことも、マイナス評価に挙げられる。
結局のところ、この種の辞典は「英辞郎」やアルクのWeb辞書でも十分まかなえる。
今後の紙辞書に望まれることは、ただの和訳例文集にとどまらない物を作る必要があると思う。
その理由は、例文とその和訳に力を入れすぎて、肝心のイディオムの使い方の情報が少ないため。
例えば、どれくらいの頻度でそのイディオムが使われるのか、文語として用いられるかなどが記載されていない。
また、この辞典は文章を訳すことに特化していて「Writing」にはあまり活用できないことも難点。
英和だけでなく、和英も乗せて、似た意味のイディオムのネットワークを作っておけばもっと良かっただろう。
値段も5,000円と決して安くないことも、マイナス評価に挙げられる。
結局のところ、この種の辞典は「英辞郎」やアルクのWeb辞書でも十分まかなえる。
今後の紙辞書に望まれることは、ただの和訳例文集にとどまらない物を作る必要があると思う。